蕪の壺 - 土地があったら蕪を植えよう!

日野菜カブ(ひのなかぶ)の育て方−種まき方法、時期、肥料、追肥、収穫日数−間引き菜







日野菜カブ(ひのなかぶ)の育て方−種まき方法、時期、肥料、追肥、収穫日数−間引き菜








カブなのにダイコンのように細長いカブです。さらには半分紫色で半分が白いという不思議な見た目を持ったカブです。

通常のかぶのように根だけをたべようとするととてもすくなく、小さいため、残念な感じもしますが、茎葉も含めて、漬物や調理に使うと彩りもよく美味しいです。



日野菜カブ(ひのなかぶ)の育て方

種まきの時期 肥料(1m²あたり) 栽培方法
冷涼地:7月上旬-9月下旬

中間地/暖地:
 3月上旬-4月上旬
 8月中旬-10月中旬
元肥(例)

・苦土石灰: 0g (酸性が特に強過ぎなければ問題ない)
・窒素: 10g (N)
・リン酸: 12g (P2O5
・カリウム: 10g (K2O)
・堆肥(牛ふん): 1500g

追肥

・窒素: 0g (N)
種まき方法

種は筋を作って直播きします。害虫が発生する時期には防虫対策をします。カブは害虫の被害に合いやすいですのでしっかりとした対策が必要です。


収穫時期

種まき後、60日から70日程度で収穫できます。あまり大きくはなりませんが、長く育てると少し大きくなります。しかし、収穫せずに置いておくと裂果や動物や害虫等の被害に合って、蕪が綺麗な状態でなくなってしまうことも有ります。




発芽直後の日野菜かぶです。もう、本葉が出ています。双葉が生えてからすぐに続けて本葉が生えてきます。

蕪は虫に弱いです。
特に双葉から本葉が生えた直後が一番弱いと思いますので、この時には防虫ネットなどをして防いでください。
 

日野菜かぶを育てていると面白いのが、こういう時期から茎が紫なのです。それも他のどの野菜よりもかなり濃い紫でこれがかなり独特です。

この奇抜さが受けているのか、マイナーな蕪の中でさらにマイナーな蕪なのにとても人気がある蕪となっています。

青果店ではなく、家庭菜園ガーデナーの間でです。特徴的な形と独特の色、この2点において蕪の仲間ではダントツの存在感を放っています。

もしかしたら、蕪のイメージを作り替えてしまうかもしれません。蕪は安い、大量生産、動物の餌にもなりうる、なにか大事に1個1個というイメージではないのです。

それがこの日野菜かぶのメジャー化によって、蕪の存在が高い位置に上がるかもしれません。

蕪はどうしても、間引き(選抜)が必要になってしまいます。

シードテープと呼ばれるような等間隔に種を配置したテープを土の上に敷くものがあれば、ある程度はまばらに植えられますが、なぜか密集して蕪同士がぶつかるくらいのほうがいい感じです。

しかし、さすがにこのように同じ穴から二本出ているようでは成長が阻害されます。

蕪同士がぶつかると言っても、それは土の上での出来事で、地面の下では蕪の根は蕪の丸く膨らんだ部分の中心の直径1cm弱の太さの根です。

しかし、それは普通のカブの話でした。日野菜かぶではこのようなことは該当しません。普通にカブ同士がぶつかるようではちゃんと成長できません。
 
これくらいになると、成長が分かります。

茎が明らかに赤い、紫色です。

まだ、細いですが、その成長を予見させるものがあります。
葉は蕪の形をしています。霜にあたってへろへろです。
大きくなると、急激に紫具合が増してきました。

こんなに紫色でいいのか?というくらいに紫なのが日野菜かぶの茎の成長の様子です。
細長い日野菜かぶです。多少混み合っても、成長に影響をきたすことはないようです。

ダイコンだろう??

そういう感じですが、たしかに蕪なのです。

ただ、地表面が紫で、地中部が白いのでダイコンと同じシステムだと思います。

日焼けすると紫色になる。そこにはビタミンが含まれるはず。

ぜひとも、この紫を食べるべきでしょう。
結構長いのです。

ヘタなひょろひょろダイコンくらいあります。
そして、なぜか、少しくねっと曲がっているのがこの下部の特徴です。

なんなのでしょう。

まっすぐにならないのです。

これじゃ、売られることはないですね。
ごぼう、ダイコン、ニンジン、全てを合わせたような蕪です。それが日野菜かぶ。
しかし、色素が濃いです。
切ってみました。中味は真っ白です。

ダイコンの味はしません。蕪です。
食べるところは少ないのです。葉ごと一緒に漬物や料理にしたいです。